旅行などにも持っていける小さなフィールドスコープを先日購入しました。
星を見るときにこの45度の角度があるため照準がつけにくく、またどこを見ているのかもわからないほどで不便を感じていました。そこでこんな感じでサイトファインダーをつけてみようと思います。
手元にあったアングルプレートで組み立ててみるとなかなか良い感じです。
ただこのままではナットやらボルトやらがあって、使うたびに工具が必要だし暗闇で組み立てるので紛失する恐れもあります。なのでそれらの心配をなくすために30㎜幅・5㎜厚のアルミ板でネジを切って作ってみます。
まずは穴をあける場所を決め、必要な長さに金ノコで切ります。アルミなので電動工具を使わずとも簡単に切れます。
続いてファインダーのアリミゾを4㎜ネジでとめるので3.2㎜のドリルで下穴をあけます。
また、カメラ雲台に取り付ける穴とフィールドスコープを取り付ける穴はW1/4インチネジなので5.1㎜の下穴をあけます。
穴あけの後はM4のタップとW1/4のタップでネジを切ります。
この作業もアルミは柔らかいので簡単にネジが切れます。
無事にネジが切れたらバリを取り、表面の傷もきれいにします。
指先で撫でて引っ掛かりがないように。
ついでにピカールで磨けばピカピカになります!
ここまでできたらファインダー用のアリミゾとフィールドスコープの止めネジをつけます。
これで工具を使うことなく取り付け・取り外しができネジをなくすこともありません。
なかなか良い感じになりました。
さて、遠くの避雷針で調整をしてみます。
サイトファインダーの表示を見やすいようにグリーンの十字にしています。
フィールドスコープを覗いて見ると
バッチリです!
これで星見で対象を導入するのが楽になります。さあ~来週の遠征が楽しみです。
追記
FB仲間の方からフィールドスコープにも照準用の突起があると良いですね~とコメントをいただきました。これは星見に限らず格段にフィールドスコープの使い勝手が良くなるように思いますが、いかがでしょうか。
星見用には、取り敢えず対物近くに数センチ長の細長い蛍光テープを貼るという手もありですねとのコメントもいただきました。 フィールドスコープを星見に使われる方は試してみてはいかがでしょうか。
コメント
こんばんは。
苦学生だった頃は、よく割箸で照準器を作ってました。(今は苦中年)
ちなみにスワロとかには素通しのファインダーが付いてますね。興和にも有ったかな。
とにかく自作で創意工夫するのは楽しいですよね。
以下、ひとりごと
夕食を終えてから、カメラチェックやら再梱包やらをしてたら、もうこんな時間に・・・
昔はカメラに針金を曲げて作ったスポーツファインダーなるものを取り付けて星を撮っていましたね~。
スワロとかコーワは使ったことがないからなぁ~。